芋焼酎 銀座芋人 一升 1,800ml

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¥ 4,620 税込

商品コード: sake-imojin-1-1800

店舗: 後藤酒造

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銀座の屋上のイモが福岡の酒蔵と出会い生まれた芋焼酎

松屋銀座や三越銀座店など、銀座の複数店舗で取り扱い中!
養蜂・屋上緑化をルーツに持つ、銀座周辺の屋上のイモで作られた焼酎です。口当たりはややドライで、含んだ瞬間に深みのある香りがすっと鼻孔を抜けます。すっきりとした角の無い甘みと心地よい余韻が特徴で、後味は確かな芋の風味が感じられます。都会の洗練と地方の豊かさを合わせた、贅沢なお酒です。2016年GOOD DESIGN賞受賞。

内容量:1,800ml 品目芋:焼酎 アルコール度数:25 産地(原材料):銀座 製造:福岡県 メーカー:後藤酒造 企画:農業生産法人株式会社銀座ミツバチ

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ハーフボトル(720ml)
ハーフボトル(720ml)12本セット 送料無料
一升(1,800ml)6本セット 送料無料

銀座上空の密かな遊び。極上のイモ、ではなく、屋上のイモ。

銀座芋人 製品写真、受賞

銀座:【商品開発】

銀座では2006年から屋上で養蜂が行われています。仕掛け人は「銀座ミツバチプロジェクト®︎」(通称 銀ぱち)の代表世話人 田中淳夫さん。ミツバチたちの蜜源のために屋上緑化が広がり、今では1000㎡超。けれど、なかには人の手が入らず耕作放棄地化した屋上もちらほら。そんな時、たまたま田中さんが千葉県神崎町からサツマイモの苗を頂きました。
『そうだ、イモを育てよう!』そうすれば、ご褒美にイモが採れる。この”ご褒美”というのが、屋上緑化の維持には大切でした。屋上のイモを通じて様々な人が芋づる式に繋がりました。お酒の原材料には、極上ならぬ屋上のイモ10%、福岡の福祉作業所の皆さんが作ったイモ90%が使用されています。

都市のビルの屋上で、イモを育てる「銀座芋人」という新しい文化

銀座芋人 芋の収穫

銀座の屋上:【イモ造り】

銀座の屋上でミツバチを飼い始めてから、単に蜜を採るのでなく屋上などをビーガーデンと称する菜園にしてミツバチの為の蜜源を作ろうと呼びかけたのが、この取り組みの発端でした。ですが、緑化活動を続けていくにはコストがかかります。緑化を行いながら如何にお金が巡る仕組みを作るかが、活動を続けていく為の課題でした。そこで芋を育てて焼酎を作り、その収益で更に屋上緑化を進めていこうという、この少し変わった取り組みに向けて走り出す事になりました。

サツマイモを育てる土は、北海道道東にある標津町の人口腐植が使用されています。そもそもは、銀座でミツバチを育てる為のハニカムプランターなどの提供やコーディネートを行なっている熊谷組から、標津町の人口腐植を売ってほしいと頼まれたことが発端でした。標津町は酪農と漁業が主な産業ですが、廃棄しなければならない牛乳やホタテ漁で採れるヒトデなどは産業廃棄物となる為、有償で捨てなければなりませんでした。この負担を軽くする為に北海道大学等と組んで土という資源に変えることで地域の産業を守る試みでした。実証実験として、130個のプランターと人口腐植の提供を無償で受けました。

「銀座産の芋焼酎を作りたいが植える場所が限られているので協力して欲しい」と頼むと、沢山の会社が手を挙げてくれました。それぞれの施設の屋上では、様々な物語が語られながら収穫が行われました。根っこのような細い芋、16グラムの収穫しかなかった屋上、カラスに苗を持ち去られてしまった屋上もありました。それでも、黙々と収穫を進めていき、初年度は50キロを超える収穫となりました。そして、翌年は215キロもの芋を収穫できたのです。

たくさんの人の思い出と手仕事を経て誕生した”いい焼酎”

銀座芋人 芋酒造り

福岡県:【酒造り】

1848年に創業した老舗の蔵、福岡県の後藤酒造。ブランドは残しつつも蔵そのものは40年以上前に閉鎖していました。「地元の農産物を生かした焼酎づくりをめざしたい」と再興したのが2013年のこと。そして人と人とがつながり『銀ばち』の代表世話人 田中さんと後藤酒造を受け継いだ後藤元秀・豊前市長が出会い、2015年秋から「銀座芋人」の仕込みにとりかかりました。

この蔵の最もユニークなのは、沖縄製の蒸留器を使用している点。原料の特性を引き出す常圧蒸留と、クセのないマイルドな焼酎を生み出す減圧蒸留、どちらのよさも兼ねたこの蒸留器にこだわり、銀座ですくすく育った芋の風味とコクを最大限に生かしながらクリアでキレのある個性豊かな焼酎を作り上げています。通常は米や麦に使用する蒸留器のため、皮ごと蒸した芋を入れるとタンクが詰まってしまうことがあるそうですが、手間ひまかけて芋を丁寧につぶしてから使っているそうです。

後からジワリと効いてくる深い旨味を最も実感できるのはストレート。常温でぜひお試しください。もちろんロックや水割り、炭酸割りも美味しい。
ただの旨い焼酎ではなく、たくさんの人の思いと手仕事を経て誕生した“いい焼酎”。「銀座」の冠にふさわしい、ハレの日に似合う品格ある焼酎です。