積善 GINZA ができるまで

2019.07.01 update

積善 GINZA 西飯田酒造

長野市×銀座がコラボレーションした日本酒、『積善GINZA』
その第二弾となる積善GINZA 2018の仕込みの様子を西飯田酒造さんよりご案内します。

積善 GINZA ひとごこち

大岡で獲れたお米『ひとごこち』がどう変化していくのか...
写真は、精米歩合55%の純米吟醸用のひとごこち。粒が丸くてかわいい!
日本酒造りの最初の山場『蒸し』
成功させるための大事な工程『洗米』と『浸漬』を行います。

『洗米』と『浸漬』

積善 GINZA 洗米機

精米された酒米を洗米機に投入!洗われたお米をさらに水で流していきます(2枚目)
いよいよ浸漬!ここでの吸水具合が蒸し米の出来を左右するとのこと。

積善 GINZA 一晩乾燥させる

浸漬後は一晩乾燥させ、蒸しに備えます。
お待ちかね『蒸米』

『蒸米』

積善 GINZA じっくり蒸す

機械で蒸気を発生させお米をじっくり蒸していきます。

積善 GINZA 適温まで放冷

“外硬内軟”の理想状態のお米になったら、広げて適温まで放冷。
その後、麹になるための第一ステップ『麹室』へと運ばれてゆきます。

『酒母造り』

積善 GINZA 『酒母』をつくる

日本酒のアルコールは、蒸し米に酵母を加え、発酵させることで生じます。
大量のお米をスムーズに発酵させるためには、大量の酵母が必須!
そこで、あらかじめ酵母を増殖させた『酒母』をつくります。
酒母は蒸し米、麹、仕込み水に酵母を加えて造っていきます。10日ほどかけてようやく完成です!

『醪造り』

積善 GINZA 醪造り

アルコール、香味成分などの大部分が整い、日本酒としての骨格が完成する重要な工程『醪造り』
醪の仕込みは4日かけて3回に分けて行います。その名も、三段仕込み!
1日目はタンクに酒母、麹、蒸し米、水を入れ櫂でかき混ぜます。ちなみに、これを『添え仕込み』と呼びます。

『留』

積善 GINZA 最終工程 留

醪造りの最終工程『留』。
仕込み分量を増やしてきます。
留仕込み後は、2週間〜1ヶ月かけて発酵します。
発酵中の温度管理は杜氏の腕の見せ所のひとつ!

『搾り』

積善 GINZA 搾り

完成した醪を搾り、酒と粕に分ける『搾り』。
写真の機械で、醪を詰めた袋をアコーディオンのような形に並べ、横方向から圧力をかけ搾っていきます。
完成まであと少し!!!

『完成』

積善 GINZA 完成

『 積善GINZA 』 が完成。
りんごとなでしこの花酵母を使用した香り豊かでフルーティなお酒です!
2月1日より、純米大吟醸と純米吟醸の2種類を順次販売予定です。
りんごとなでしこの花が描かれたかわいいパッケージにも注目!

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